自爆テロで10人死亡、政府の施設標的か アフガン首都
アフガニスタン・カブール(CNN) アフガニスタンの首都カブールにある政府の主要施設近くで25日、自爆テロが発生し、少なくとも10人が死亡した。当局者がCNNに明らかにした。
内務省の報道官によると爆発物による襲撃が起きたのは国家保安局(NDS)の事務所の近く。同報道官はこの事務所が標的になったとの見方を示す。NDSの事務所は米国大使館など複数の国の外交関連施設からも遠くない距離にある。
カブールの病院の関係者によれば、死亡者に加えて少なくとも5人が負傷した。
現時点で犯行声明は出されていない。
カブールでは先月、銃で武装したグループがテレビ局を襲撃して立てこもり、警備員1人と実行犯らが死亡した。10月にもイスラム教の礼拝所(モスク)への襲撃や軍の施設を狙った自爆テロなどが相次いで起きている。