ロシアの商業施設で火災、死者48人に 遺族に補償金も
(CNN) ロシア・西シベリアの都市ケメロボにある大型のショッピングセンターで25日に発生した火災で、地元メディアは消防当局の話として、少なくとも48人が死亡し、10人以上が行方不明になっていると伝えた。
国営タス通信によれば、火災が発生したのは4階建ての商業施設の最上階で、約1600平方メートルが焼失した。
消防当局は、この火災により、子ども40人を含む約69人が行方不明になったと明らかにしていた。
2013年にオープンした商業施設には映画館やボウリング場、子ども向けの施設などが併設されているという。
現場の映像には、大量の煙が窓や屋根から噴き出している様子が捉えられている。
タス通信によれば、20人が救出され、約100人が避難した。消防当局によれば、25日夜には火災は鎮圧された。刑事事件として捜査が行われるという。
ケメロボ州の州知事によれば、犠牲者の家族には火事による死者1人つき100万ルーブル(約180万円)の補償金が支払われる。