米戦闘機、アフリカ東部で墜落 操縦士は脱出
(CNN) 米海兵隊のAV8Bハリアー戦闘機1機が3日、アフリカ東部のジブチで墜落した。国防当局者2人が明らかにした。操縦士は緊急脱出し、現在医師らの診断を受けている。
当該地域における米軍の作戦行動を統括する中央海軍も同日、墜落の事実を確認した。現地時間の午後4時過ぎ、ジブチの国際空港を離陸中に発生したという。
同軍の報道官はCNNに対し「操縦士の容体は安定しており、医療施設で診断を受けている」と説明。「地上の要員の負傷や空港の設備の損壊は報告されていない。空港は稼働している」と述べた。
墜落した戦闘機は強襲揚陸艦イオー・ジマに配備され、ジブチ沖合の公海上での演習を支援していた。事故原因は現在調査中だという。
ジブチにある米軍基地には約4000人の要員が配備されている。