ボコ・ハラムが襲撃 18人死亡、84人負傷 ナイジェリア
ナイジェリア・ラゴス(CNN) 西アフリカ・ナイジェリアで1日夜、イスラム過激派「ボコ・ハラム」がナイジェリア軍と交戦し、当局によれば、18人が死亡し、84人が負傷した。
襲撃があったのは同国北東部ボルノ州の州都マイドゥグリの郊外。軍施設の近くにある村が狙われた。これより前には、ナイジェリア政府がボコ・ハラムと停戦についての話し合いを行っていることを認めていた。
ボコ・ハラムと軍との交戦は1時間にわたって続き、その後、ボコ・ハラムが撤退したという。
ナイジェリアでは先月下旬、ボコ・ハラムが2月に拉致した女子学生110人の大部分を解放していた。
女子生徒解放の交渉が行われるなか、ナイジェリア政府はボコ・ハラムと停戦交渉を行っていると明らかにした。政府がボコ・ハラムと停戦交渉を行っていると公表したのはその時が初めてとみられていた。