交通事故で「死亡」の女性、遺体安置所で生きているのが判明 南ア
(CNN) 南アフリカでこのほど、自動車事故の現場で救急医療班によって死亡が確認された女性がその後、遺体安置所で呼吸していることがわかり、病院に搬送されるという出来事があった。当局や救急サービスの事業者がこの出来事について調査を行っている。
救急サービスの事業者はCNNの取材に対し、「我々は今回の出来事について調査を行っている。結論が出れば調査結果を発表する」と述べた。
同事業者が地元メディアに語ったところによれば、女性は死者の出たヨハネスブルクの自動車事故の現場から医療班によって運ばれてきたが、その数時間後、遺体安置所の技術者が女性が呼吸しているのを発見したという。
女性はその後、病院へ搬送され、回復を示している。
同事業者によれば、女性の死亡を報告する前に医療班は全ての手続きを踏んだ。事故現場では女性は生きている兆候を示さなかったという。
健康保健当局の法医学の専門家が今回の出来事について調査を行っている。
2016年にも自動車事故に巻き込まれた男性が当初死亡を宣告されながら遺体安置所で呼吸しているのが見つかった出来事があった。しかし、その後、男性は死亡している。