クルーズ船員のホッキョクグマ射殺に非難集中 ノルウェー
ノルウェー極地研究所(NPI)はスバールバル諸島を訪れる観光客に対し、ホッキョクグマから身を守るために猟銃などを携行するよう呼び掛けている。クマを追い払うのに緊急時に使用する信号弾なども有効であるとしている。
ガイドラインでは、クマを追ったり、見つけようとしたり、おびき寄せようとしたりすることは禁じられていると強調。ホッキョクグマは人間に対してほとんど敬意を払わず、人間が近づき過ぎると容易に危険な状況が引き起こされると警告している。
同諸島には約3000頭が生息し、人間との遭遇でほぼ毎年1頭が殺されているという。