カメルーン英語圏で衝突激化、民間人400人殺害

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カメルーンは英語圏の人口が全体の20%を占めており、フランス語圏を中心とする中央政府との間で長年にわたって対立を続けてきた。

しかし昨年、アングロフォン地域で抗議デモが暴徒化した事件をきっかけに、事態が急激に悪化。政府に対しては、軍を使って分離独立派を弾圧し、英語圏の住民を殺害しているとして非難の声が強まっている。

一方、武装勢力側も、兵士や民間人の拉致に関与したとして非難されている。アムネスティによると、9月には北西部のバフットで、生徒7人と教員1人が武装集団に拉致され、拷問を受けて重傷を負った。生徒と教員はその後解放されたが、「ほかにも多数の一般人の人命が危険にさらされている」という。

10月7日には大統領選挙を控え、武装集団の攻撃がさらに激化する恐れも。アムネスティはカメルーン政府に対し、アングロフォン地域の平和を取り戻すため、直ちに行動するよう促している。

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