カナダ東部の銃撃事件、死者16人に 容疑者も死亡
オタワ(CNN) カナダ東部のノバスコシア州で起きた銃撃事件で、警察によれば、警官1人を含む少なくとも16人が死亡した。新しく発表された死者数に容疑者は含まれていない。
警察の広報担当によれば、捜査が続いている。犠牲者の遺族に通知を行っていないことから、現時点でこれ以上の情報は提供できないという。
警察によれば、18日に同州ポータピークの民家で銃撃があったという複数の通報を受けて出動し、警官がこの家の中と外で数人の遺体を発見した。
夜を徹した追跡の末、最初の現場から10キロほど離れたドライブインでガブリエル・ワートマン容疑者(51)を発見し、容疑者の死亡も確認された。
容疑者は同州エンフィールドのドライブインで捕まった。ドライブインにいたトラックドライバーの男性はCNN系列局CTVニュースの取材に対し、職員が叫んでいるのを聞いたと述べた。女性の職員が、「扉を閉めて」と叫んでおり、窓からのぞくと警察車両や銃を持った警官を目にしたという。