インドネシア、13日からワクチン接種へ 第1号はジョコ大統領
(CNN) インドネシア国営アンタラ通信は5日、同国で13日から新型コロナウイルスのワクチン接種が始まり、ジョコ・ウィドド大統領が第1号になると報じた。
同通信はティト・カルナフィアン内務相の話として、接種は14日から15日にかけて全国各地で続くと伝えた。
政府の新型ウイルス対策本部を率いるドニ本部長は国民に、ワクチン接種の開始後も引き続きマスクを着用し、対人距離の確保に努めるよう要請。「ワクチンがただちにウイルスを止めるわけではない。接種していない人が感染を免れる助けにはならない」と強調した。
同国はすでに、中国の製薬大手シノバックからワクチン300万回分を調達している。さらに英アストラゼネカと米ノババックスとも計1億回分を確保する契約を結んだとされるが、詳しい入荷予定は発表されていない。