習主席、共産党100年で演説 中国をいじめる外国は「鉄の長城」に直面
習氏はこの日の演説で、結党100年の目標だった「小康社会(ややゆとりのある社会)」の実現を達成したと宣言。「われわれは今、社会主義現代化強国を全面的に建設するという第2の100年の目標に向け、自信に満ちた足取りで歩んでいる」とした。
外交面では引き続き強硬姿勢を示し、他の政府からの「有益な提案」は歓迎するものの、「道徳家ぶった説教」は受け入れないと主張した。
台湾問題については、中国本国との「再統一」は共産党の「歴史的使命」だと位置付けた。中国はかねて台湾を領土の一部と主張している。
香港市民の自由が国家安全維持法(国安法)でますます脅かされる中、香港における「社会の安定」や、中国の「国家主権および安全」を維持する必要があるとの認識も示した。「国家主権と領土の一体性を守る中国人民の大きな決意と強い意志、並外れた能力を誰も過小評価すべきではない」としている。