アフガン退避作戦は継続、空港周辺の爆発後も 規模は縮小へ
バイデン氏は部隊の増派を含め、米軍幹部の必要とすることは全て承認するとし、「ISISのテロリストたちが勝利することはない。我々は米国人とアフガン人の協力者を国外に脱出させる。我々の任務は続く」「米国はひるまない」と述べた。
ベルギーやオランダ、ポーランドを含む複数の欧州の国は、26日で撤退作戦を終了するとしている。デンマークは25日夜に、ニュージーランドは26日に最終便が出発し、カナダも終了したという。
フランスのマクロン大統領は爆発の後、空港周辺の状況は著しく悪化したと警告。「我々にはバス20台に乗る二重国籍の市民やアフガン人がいる」としつつ、治安状況が悪化していることから退避の成功は保証できないと述べた。
英国のジョンソン首相は、「野蛮な攻撃」の後でもカブールからの退避作戦を継続すると表明。ドイツのメルケル首相も同日、退避便にまだ乗っていない人が忘れられることはないと述べた上で、ドイツ外務省は引き続きタリバンと交渉中だと付け加えた。