カブール空港に向けロケット5発、民間車両から発射か
焼け焦げた車の残骸は破片で覆われ、窓ガラスは全てなくなり、タイヤのゴムは溶けている。改造車とみられ、車内には大きな筒状の装置6本が見える。
自宅がこの車の駐車地点付近にあるという男性は、大きなロケット発射音が聞こえたと振り返った。庭に走って出ると「すべてが燃えていた」ものの、死傷者はいないと語った。
目撃者によると、ロケットの一つは近くのビルに着弾した。ビルにはロケット弾が当たった痕があったが、付近を封鎖したタリバン兵士や目撃者は被害者はいないと述べた。
ハミド・カルザイ国際空港では26日、2件の自爆攻撃が発生し、米兵13人を含む170人以上が死亡、少なくとも200人が負傷していた。「ISIS―K」は同組織の戦闘員が攻撃を実行したと主張したものの、裏付けとなる証拠は示していない。