ノーベル平和賞受賞者マララ・ユスフザイさんが結婚
(CNN) 2014年に史上最年少でノーベル平和賞を受賞したパキスタン人の活動家、マララ・ユスフザイさんは9日、インスタグラムで結婚したことを明らかにした。
夫はパキスタン・ラホール出身で、パキスタン・クリケット委員会の運営管理者を務めるアッセル・マリクさん。
ユスフザイさんはインスタグラムの説明文に「きょうは私の人生において大切な一日です。アッセルと私は結婚し生涯のパートナーとなりました。英バーミンガムの家で、家族と一緒に小さなニカの儀式を祝いました」とつづった。
「私たちに祈ってください。今後の旅を一緒に歩んでいくことに胸が高鳴っています」とも記している。
ユスフザイさんは、イスラム主義勢力タリバンによる女子生徒の通学阻止の試みに反対する活動で世界的に知られるようになった。
15歳の時にタリバンの構成員に頭部を撃たれ、英イングランドに空路搬送されて治療を受けた。
14年、史上最年少の17歳でノーベル平和賞を受賞。昨年には英オックスフォード大学を卒業して哲学、政治学、経済学の学位を取得した。