ロシア軍、数百人避難のマリウポリの劇場爆撃 地面に「子ども」の文字
マリウポリの市長顧問は、この劇場が市中心部の最大の避難所で「1000人以上が隠れていた」としたうえで、爆撃が続くため「がれきを除去できる可能性は低い」と述べた。
地元当局者が共有した映像によると、劇場から4キロあまりの距離にあるプールのある建物も攻撃を受けた。CNNはこの映像の信ぴょう性を確認した。
市職員は、この建物が民間人用で、女性と幼い子供だけが避難して兵士はいなかったと述べた。救助隊員ががれきの下から妊婦を救出しようとしているとも語ったが、CNNはこの情報については検証できていない。
マリウポリは今月1日からロシア軍の包囲が続く。安全な市民の避難回廊を設置する試みは失敗が続いたが、ベレシュチュク副首相によると、15日には約2万人が脱出に成功した。