ミサイル攻撃で5人負傷、燃料貯蔵施設が炎上 ウクライナ西部リビウ

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空に黒い煙があがるリビウの街=26日/Nariman El-Mofty/AP

空に黒い煙があがるリビウの街=26日/Nariman El-Mofty/AP

(CNN) ロシア軍のウクライナ侵攻で、これまで大きな被害を免れてきた西部の要衝リビアに26日、少なくとも2発のミサイルが撃ち込まれた。地元当局者らが語った。

リビウのサドビー市長によると、まず燃料貯蔵施設が攻撃を受けて炎上し、次の攻撃で同市のインフラ施設にも相当の被害が出た。

地元軍当局の責任者は通信アプリ「テレグラム」に、燃料貯蔵施設への攻撃に続いて3回の爆発が報告され、空襲警報が続いていると投稿した。

リビウはポーランド国境に近い西部の中心都市。バイデン米大統領はこの日、ポーランドでドゥダ大統領やウクライナ当局者、難民らと面会していた。ホワイトハウスによると、同氏はワルシャワ王宮からウクライナ国民に「皆さんの味方だ」と語り掛けた演説の直前、ホテルを出る前にリビウ攻撃の知らせを受けたという。

サドビー氏はツイッターを通し、住民らにシェルターへの避難を続けるよう呼び掛ける一方、住宅への被害はなかったと報告した。

リビウでは今月18日にも、航空機の修理工場に数発のミサイルが撃ち込まれていた。工場での作業は停止していて、死傷者の報告はなかった。

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