国外に逃れたウクライナの子ども200万人に、死亡は100人超す
(CNN) 国連児童基金(ユニセフ)は30日、ウクライナからの出国を強いられた子どもがおよそ200万人に達したと発表した。国外に避難した難民は、約半数を子どもが占めている。
国外に逃れた子どものうち110万人以上はポーランドに入国し、残る数十万人はルーマニア、モルドバ、ハンガリー、スロバキア、チェコなどの近隣国に入国している。
ユニセフは、暴力から逃れた子どもたちが搾取されたり人身売買の標的にされたりする危険が高まっていると指摘し、避難してきた家族を守るための支援拠点「ブルードット」を拡大している。
ユニセフによると、この紛争で死亡した子どもは100人を超え、けがをした子どもは130人を超えた。
ウクライナ国内で避難した子どもは250万人以上に上っている。