交渉は「行き詰まり」とプーチン氏 ブチャ虐殺は「偽情報」とも

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ロシアのプーチン大統領(右)とベラルーシのルカシェンコ大統領=12日/Reuters

ロシアのプーチン大統領(右)とベラルーシのルカシェンコ大統領=12日/Reuters

(CNN) ロシアのプーチン大統領は12日、ウクライナとの交渉が行き詰まりの状態にあるとの認識を示した。また同国の首都キーウ(キエフ)近郊ブチャでロシア軍が民間人を虐殺したとの報告は、「偽情報」にすぎないと主張した。

ベラルーシのルカシェンコ大統領との共同記者会見で語った。

プーチン氏はウクライナとの交渉について、2014年に併合したウクライナ南部クリミア半島や同半島の港湾都市セバストポリ、東部ドンバス地域をめぐる取り決めの問題が合意内容から除外され、こう着状態に立ち戻っていると述べた。

そのうえで、目標を達成するまで「軍事作戦はやめない」と改めて表明した。

ブチャでの虐殺疑惑については、「シリア内戦でアサド政権が化学兵器を使用したと伝えられ、それが偽情報だと判明する挑発があった」と語り、同じことがブチャでも起きているとの主張を展開した。

CNN取材班は、ブチャ市内でひとつの通りに少なくとも20人の遺体が横たわる光景などを直接目撃している。

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