ウクライナのEU加盟候補国認定、「ロシアに強いシグナル」 マクロン氏

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記者会見を行うフランスのマクロン大統領(左)、EU首脳会議のミシェル常任議長(中央)、欧州委員会のフォンデアライエン委員長(右奥)=23日、ベルギー・ブリュッセル/John Thys/AFP/Getty Images

記者会見を行うフランスのマクロン大統領(左)、EU首脳会議のミシェル常任議長(中央)、欧州委員会のフォンデアライエン委員長(右奥)=23日、ベルギー・ブリュッセル/John Thys/AFP/Getty Images

(CNN) フランスのマクロン大統領は23日、ウクライナとモルドバに欧州連合(EU)加盟候補国の地位を付与する決定について、「ロシアに強いシグナル」を送るものだとの認識を示した。

EU首脳会議のミシェル常任議長(大統領に相当)、欧州委員会のフォンデアライエン委員長との共同記者会見で述べた。

マクロン氏は「これは非常に強力なメッセージであり、我々欧州が侵攻初日から行ってきたことと一致する」と説明。ウクライナ侵攻への迅速な対応や、侵攻2日後を皮切りにした6回の対ロ制裁、ウクライナに対するマクロ経済・軍事・金融面の支援に言及したうえで、今回は「政治的ジェスチャー」を通じて支援を行ったと述べた。

さらに、ウクライナとモルドバ、ジョージア(グルジア)に「欧州の視点」を認めることはロシアに対する「非常に強いシグナル」になると強調した。

今回の決定が実現したのは、欧州の価値観や自国の主権、領土の一体性を守るために戦うウクライナ国民のおかげだとも指摘した。

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