ウクライナ東部ドネツク州、ロシア軍の攻撃続く
(CNN) ウクライナ東部ドネツク州で3日、ロシア軍による砲撃があり、スラビャンスクで少なくとも6人が死亡したほか15人が負傷した。ドネツク州当局者が明らかにした。同州バフムートでも砲撃が続いているという。
クラマトルスクも3日、ミサイル3発の攻撃を受けたが、死傷者は出ていないという。
ウクライナのゼレンスキー大統領は、ルハンスク州の都市が戦闘の中心となっていると述べた。ゼレンスキー氏は2日、夜の演説で、2600以上の市や町がロシアの支配下にあると認めていた。
一方で、ウクライナ軍が3日早朝、南部メリトポリで、ロシア軍の基地を破壊したことがわかった。同市のフェドロフ市長が明らかにした。フェドロフ氏は現在、市を離れている。
メリトポリは、ウクライナ侵攻が始まってから数週間後の今年3月上旬にロシア軍が掌握していた。
フェドロフ氏によれば、ウクライナ軍がロシア軍基地に対して30発以上の攻撃を行い、基地は機能不全に陥ったという。
ザポリージャ州の親ロシア派のトップは3日、テレグラムへの投稿で、飛行場に砲撃が行われたと述べた。死傷者は出ていないという。
ロシア国営RIAノーボスチ通信もメリトポリの一部がウクライナの攻撃を受けたと報じたが、何が標的だったのかについては明らかにしなかった。