ショッピングセンターの銃撃で3人死亡、単独犯か デンマーク首都
(CNN) デンマークの首都コペンハーゲンのショッピングセンターで3日、銃撃事件が発生し、当局によれば、3人が死亡した。負傷者も出ており、3人が重体で入院している。
警察責任者は記者会見で、犠牲者は17歳のデンマーク人男女各1人と47歳のロシア人1人だと述べた。
銃撃事件に関連してデンマーク人の22歳の男が逮捕された。同責任者によれば、この男が現在、唯一の容疑者で、精神医学の専門家に知られた人物だという。
同責任者は「我々は、この逮捕した22歳の容疑者が銃撃犯だと確信している」と述べた。男はライフル銃と弾薬を所持していたという。容疑者が他の人と行動を共にしていなかったと考えているとしながらも、そう確信できるまでは可能性は排除しないとしている。
同責任者によれば、銃撃に関する最初の緊急通報を受けてから13分後に容疑者を逮捕したという。
ショッピングセンター内のジムへ向かっていたという男性は、「米国の学校銃撃事件」の場面のように、両手を頭の上に挙げた人たちが出てきたと話した。警官らは群衆に「逃げろ、逃げろ、逃げろ。あの中でまだ銃撃が続いている」と呼び掛けていた。
事件を受けて、フレデリクセン首相は3日、「理解不能で悲痛で不毛な事件だ。私たちの美しく、いつもなら安全な首都が一瞬のうちに変わってしまった」と述べた。