モンテネグロで銃乱射、子ども2人含む11人死亡 国営メディア
(CNN) モンテネグロ南部の都市ツェティニエで12日、銃乱射事件が発生し、国営メディアRTCGによると子ども2人を含む少なくとも11人が死亡した。
地元警察幹部によれば、容疑者は当初、自身の家に借家人として住んでいた家族を襲撃。猟銃を使って8歳と11歳の子ども2人を殺害し、子どもの母親には傷を負わせた。母親はこの傷のために医療施設で死亡したという。
容疑者はこの後通りへ出て、同じ銃で複数の地域住民を撃ったと、この幹部は述べた。
目撃者はRTCGの取材に答え、容疑者について「無差別に人々を撃ちながら、通りを歩いて行った」と説明した。
当局は容疑者の身元を特定した。34歳の男で、市民の1人に撃たれて死亡したという。
地元の医療施設の責任者は、負傷した被害者3人が重体だと述べた。
モンテネグロのジュカノビッチ大統領は、銃撃のニュースを聞いて「激しく動揺した」とツイート。犠牲者と遺族に哀悼の意を表明した。