北朝鮮、黄海に巡航ミサイル2発を発射 韓国当局者
韓国・ソウル(CNN) 韓国国防省の当局者によると、北朝鮮は17日午前、西岸のオンチョンから黄海に向けて巡航ミサイル2発を発射した。
韓国軍と米軍が詳細を調べている。
韓国大統領府によると、発射を受けて韓国の国家安全保障顧問が会合を開き、安保状況と軍の即応態勢を確認した。
出席者らは、22日の米韓合同軍事演習を前に、関連の動きを注視することで合意した。
巡航ミサイルは弾道ミサイルと異なり、北朝鮮に対する国連安保理の制裁決議で発射を禁止されていない。
韓国の尹錫悦(ユンソンニョル)大統領はこの日、就任から100日を迎えた演説で、北朝鮮が核開発を中止して非核化を開始するなら支援の用意があるとの立場を改めて示した。
CNNの集計によると、北朝鮮のミサイル発射はこれで今年18回目。2020年は1年間に4回、昨年は8回だった。