部分的動員の発表、ロシア軍が「圧倒されている」ため ラトビア大統領
(CNN) ラトビアのレビツ大統領は21日、ロシアのプーチン大統領が国民の部分的動員を命じた理由について、「一時は強大だったロシア軍が(ウクライナ軍に)圧倒されている」ためだと指摘した。
レビツ氏は国連総会での演説で、「ウクライナ国民による英雄的な防衛が成功を収めている。プーチン氏が思い描いていた電撃戦は長い悪夢と化した」と述べた。
レビツ氏はまた、ウクライナの被占領地のロシアへの編入を問う「違法な住民投票」が最近発表されたことに触れ、ロシアのなりふり構わぬ姿勢を改めて示すものだとの見方を示した。
さらに「これはウクライナの国内法と国際法にあからさまに違反している」と指摘。ラトビアは住民投票やその結果の正当性を認めないと述べ、国際社会にも同様の対応を求めた。