「動員令」に反発し出国のロシア人保護せず、ラトビア外相

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
ラトビアのリンケービッチ外相/Dylan Martinez/Reuters

ラトビアのリンケービッチ外相/Dylan Martinez/Reuters

(CNN) バルト海に臨むラトビアのリンケービッチ外相は21日、ロシアのプーチン大統領が発動した「部分的な動員令」に関連し、これを逃れて入国を図るロシア人を保護はしないとの方針を示した。

保安対策を理由に挙げ、「ラトビアは人道などを考慮した入国ビザをこれらロシア人には発給しない」と説明。また、今月19日以降、欧州連合(EU)の「シェンゲン協定」に準じたビザを保持するロシア人に課している入国規制に変更もないと述べた。

シェンゲン協定はEU加盟国の大半で住民の自由な越境を認めている。

ラトビアは数日前、バルト海に面するほかの諸国と共にウクライナ侵攻に抗議する形で一部のロシア人観光客の受け入れ禁止を開始していた。

また、バルト3国とポーランドは今月、ロシア人へのシェンゲン協定のビザ供与を限定することで合意してもいた。ロシア人の流入で安全保障に「深刻な脅威が生じる」ことを原因にしていた。

メールマガジン登録
見過ごしていた世界の動き一目でわかる

世界20億を超える人々にニュースを提供する米CNN。「CNN.co.jpメールマガジン」は、世界各地のCNN記者から届く記事を、日本語で毎日皆様にお届けします*。世界の最新情勢やトレンドを把握しておきたい人に有益なツールです。

*平日のみ、年末年始など一部期間除く。

「プーチン大統領」のニュース

Video

Photo

注目ニュース

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]