12歳少年が集団レイプ受け重体 インド首都
ニューデリー(CNN) インドの首都ニューデリーの警察などによると、市内で12歳の少年が集団レイプと暴行を受け、重体に陥っている。
警察幹部のビデオ声明によると、容疑者は同じ町に住む少年3人で、2人はすでに逮捕された。
3人とも被害者の少年と面識があり、このうち1人は少年の親戚にあたるという。
女性の安全に関する問題を扱う公的機関「女性のためのデリー委員会(DCW)」と警察の発表によれば、事件は18日に起きたが、通報があったのは22日だった。
家族は少年がこん棒やれんがで暴行を受けたと訴えている。DCWの責任者はCNNの電話取材に対して「容体は良くない」と語り、命の危険があるとの見方を示した。
インドでは2012年に集団レイプで女性が死亡した事件をきっかけに、性犯罪が社会問題となった。裁判を迅速化し、レイプの定義を拡大するなどの対策にもかかわらず性的暴行は後を絶たず、各地で抗議運動が展開されている。