宝くじ1等に400人以上が当選、議員から疑問噴出 フィリピン
PCSOは2日の記者会見で、「同じ番号に賭けた人がいて、その番号が引かれれば、大勢の人が当選するのは自然なことだ」と説明。4日のテレビ会見では、メディアが伝えた当選者の身元を見れば、結果について疑う根拠が一切ないことが分かると強調し、この問題はこれで終わりにすべきだと主張した。
グランドロット宝くじは1~55の番号の中から6つの番号を選び、6つの番号全てが当たれば1等当選となる。
2019年7月には当時のロドリゴ・ドゥテルテ大統領が汚職捜査を命じて一時的に宝くじが中断された。しかし数日後に大統領報道官が、機械で運営する宝くじは、他の賭け事に比べて不正の余地が少ないとの判断を示し、再び解禁された。