ウクライナ大使、西側諸国の核抑止の重要性を強調
(CNN) ウクライナのマルカロワ駐米大使は16日、仏大統領がロシアが核兵器を使用した場合に報復攻撃を行うかどうかコメントしなかったことに触れ、核抑止の重要性を強調した。
マルカロワ氏は、国際社会の対応は厳しいものでなければならないと指摘。そのことが、欧州と世界の安全保障のインフラを構築することにつながるとの見方を示した。
マルカロワ氏は、核兵器であっても、母国を守ろうとするウクライナの人々の意志を抑えることはできないと指摘。「ロシアが我々に何を使おうとも、抵抗し、あきらめることはない」などと語った。
マルカロワ氏は、ロシアの空爆からウクライナ全土を防衛するための防空システムの提供を改めて米国に求めた。マルカロワ氏は、米国からのさらなる支援を期待していると述べた。