ウクライナ、エネルギー部門の3分の1破壊
(CNN) ウクライナのゼレンスキー大統領は25日、ウクライナの復興に関する会合で、ロシアのミサイルやイラン製ドローン(無人機)によって、国内のエネルギー部門の3分の1以上が破壊されたと述べた。
ゼレンスキー氏はドイツ首都ベルリンで開催された会合にオンラインで参加し、ロシアによる攻撃は、ウクライナの人々がこの冬を耐えることを難しくするのが目的だと述べた。
ゼレンスキー氏は、ウクライナ政府が、戦争中に被害を受けた病院や学校、交通機関、発電所、そのほかのインフラを修復するために策定した復興計画に対して、「まだ1セントも受け取っていない」と述べた。
ゼレンスキー氏はまた、来年のウクライナの財政赤字が380億ドル(約5兆6000億円)に達するとの見通しを示し、補填(ほてん)のための財政支援を要請した。
ゼレンスキー氏は、ウクライナが、凍結されたロシアの資産を受け取ることができる法的なメカニズムを確立するよう繰り返し求めた。