がれきの中からへその緒ついた新生児救出 地震被災のシリア北部

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病院で手当てを受ける、がれきの中から救出された赤ちゃん=7日、シリア・アフリン/Ghaith Alsayed/AP

病院で手当てを受ける、がれきの中から救出された赤ちゃん=7日、シリア・アフリン/Ghaith Alsayed/AP

(CNN) トルコ南部で6日に発生した大地震の被害を受けたシリアで、倒壊した建物から女の子の赤ちゃんが救出された。発見時、赤ちゃんのへその緒はまだ母親とつながっていたという。

赤ちゃんのいとこが7日、仏AFP通信に明らかにした。赤ちゃんの母親は自宅で出産後に死亡したとみられる。

いとこは「がれきをかき分けていたら声が聞こえた。ほこりを払うとへその緒がついた赤ちゃんがいた。へその緒を切って、私のいとこが病院に赤ちゃんを連れて行った」と同通信に語った。

赤ちゃんは現在、同国北部アフリンにある子ども病院で手当てを受けている。病院の小児科医は、赤ちゃんの状態は安定しているが、運ばれたときにはあざや傷があり、低体温症の状態だったと説明した。

赤ちゃんは家族で唯一の生存者だという。家族は地震で倒壊した5階建てのアパートに住んでいた。

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