キーウ州にドローン攻撃、8人死亡 ザポリージャ州にはミサイル
(CNN) ウクライナのキーウ州ルジシチフで21日夜、ドローン(無人機)による攻撃があり、国家非常事態庁によると、22日午後6時時点で8人の死亡が確認された。また同庁は22日、中南部ザポリージャ州で少なくとも1人が死亡したと明らかにした。
警察当局によると、キーウ州では寄宿舎がドローンによる攻撃を受けた。200人超が避難したという。
ザポリージャ州ではミサイル攻撃があり、国家非常事態庁は少なくとも1人が死亡し、32人が負傷したと発表した。現場では救助活動が続いている。
「9階建の建物2棟がミサイル攻撃を受け、現時点で32人が負傷している。子ども3人を含む27人が病院に搬送された」と発表にはある。5人が現場で手当てを受け、1人の死亡が確認された。
ウクライナ検察によると、ロシア軍はザポリージャ州にミサイル少なくとも6発を発射した。民間インフラに大きな被害が出ており、行方不明者もいるという。攻撃に使用されたミサイルの種類はまだ特定されていない。
ポドリャク大統領府長官顧問は「住居ビルへの意図的な攻撃で、市民を殺すためだ。近くに軍事施設はない」とSNS「テレグラム」に投稿し、ロシア軍の攻撃を強く非難した。