ゼレンスキー氏、日韓に殺傷兵器の供与希望 制約も「理解」
(CNN) ウクライナのゼレンスキー大統領は広島で開かれた主要7カ国首脳会議(G7サミット)での記者会見で、日本と韓国にウクライナへの殺傷兵器の供与を希望するものの、「立法上、憲法上の難しさが存在する」ことは理解していると述べた。
ロシアへの圧力や戦争の外交的な解決については「国連憲章と国際法の尊重が重要になる」との認識を示した。
「ロシア軍が我々の領土の一体性と主権を侵害して我々の領土にとどまる限り、ロシアは外交的な道筋を得る機会を得られない」とし、ロシアがそうする限り同国とつながりを持とうとする者はいないと我々全員が理解しているとも語った。
ゼレンスキー氏はロシアの侵攻に対する団結を維持しようと、日本に集まった各国首脳と精力的に会談を行った。