ウクライナ大統領、反攻の準備「できている」 米紙報道
(CNN) ウクライナのゼレンスキー大統領は、ロシアに対する反転攻勢について、準備はできていると述べた。米紙ウォールストリート・ジャーナル(WSJ)が3日に公開したインタビューで語った。
ゼレンスキー氏は、予想されている大規模な反転攻勢について、「今日現在、我々は準備ができていると思う。欲しいものはあるが、何カ月も待つわけにはいかない」と述べた。
ゼレンスキー氏は、反攻は成功すると信じているものの、どのくらいの時間がかかるかは分からないと語った。
ゼレンスキー氏は、制空権がないなかでの反攻が非常に危険であることは全員が知っていると指摘。F16戦闘機の供与を関係各国に求めていることに言及した。
WSJによれば、ゼレンスキー氏は、空でのロシア軍の優位を認めた上で、ロシアの航空戦力に対する防御が欠けているということは反攻時に「多数の兵士が死亡する」ことになると言い添えた。