革命記念日の花火販売を禁止、暴動への懸念で フランス

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フランスで、革命記念日前後に花火を販売、所持、運搬することが禁止された/Geoffroy Van der Hasselt/AFP/Getty Images

フランスで、革命記念日前後に花火を販売、所持、運搬することが禁止された/Geoffroy Van der Hasselt/AFP/Getty Images

(CNN) フランスで少年が警官に射殺された事件を発端とする暴動が続くなか、14日の革命記念日前後に花火を販売、所持、運搬することが禁止された。

政府が9日、革命記念日の祝賀行事で重大な暴動が起きる危険性を回避するためとして、政令を発表した。

革命記念日には毎年、国内各地で花火大会が開催されてきた。政令は即刻発効したが、専門業者や各地方の花火大会には適用されない。

ボルヌ首相は仏紙パリジャンが8日に掲載したインタビューの中で、13~14日を要注意日と位置付け、国民を守るために大胆な対策を講じると表明。暴動の参加者は未成年者が多いことから、親に罰金を払わせる措置も検討されていることを確認した。

これに先立ち、マクロン大統領が4日、CNN提携局とのインタビューで、未成年者の初犯で親に罰金を科す制度を提案していた。

ダルマナン内相が先週末、記者団に語ったところによると、暴動で拘束された数千人の平均年齢は17歳で、12~13歳の子どもも含まれている。

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