交渉の時期はウクライナ次第、側近の発言受け NATO事務総長

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(CNN) 北大西洋条約機構(NATO)のストルテンベルグ事務総長は20日までに、ウクライナとロシアの交渉について「これに臨む時期を決めるのはウクライナ次第である」との考えを示した。

自らの側近であるスティアン・イェンセン氏が先に、ノルウェー紙との会見で「領土を譲ればNATO加盟の道が開ける」などの考えを示してウクライナ側の猛反発を招いており、今回の発言で事態の収拾を図ったとも格好ともなっている。

ノルウェーの国営放送「NRK」によると、事務総長は同国アーレンダールでの会合で
「NATOが和平を望むのなら、ウクライナへの軍事支援がその解決策」と主張。

「重要なのは(ロシアとの)交渉の席にいつ着くのかを決めるのはウクライナ人自身だということだ」と強調した。

イェンセン氏の発言については、ウクライナのポドリャク大統領府長官顧問が「ばかげている」と非難し、「ロシアのおぞましい放縦を励ますだけだ」と切り捨ててもいた。

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