米国によるクラスター弾と劣化ウラン弾の供与、プーチン氏が批判

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極東ウラジオストクで開催された東方経済フォーラムで発言するロシアのプーチン大統領/Getty Images

極東ウラジオストクで開催された東方経済フォーラムで発言するロシアのプーチン大統領/Getty Images

(CNN) ロシアのプーチン大統領は、米国がウクライナに対してクラスター弾と劣化ウラン弾を供与したことについて批判した

プーチン氏はロシア極東ウラジオストクで開催された東方経済フォーラムで発言し、米国のクラスター弾に対する姿勢が一貫していないと指摘した。

プーチン氏は「ごく最近、米政権はクラスター弾の使用について戦争犯罪だと考えていた。米国はそのことを公言していた。今、米国自身がウクライナの作戦地域にクラスター弾を供給している」と述べた。

プーチン氏はクラスター弾がロシア側にとって打撃となっているとした上で、同様のことが劣化ウラン弾でも起きており、戦場が汚染されていると語った。

クラスター弾は、「子爆弾」と呼ばれる数十から数百の小型爆弾を搭載している。クラスター弾は航空機から投下したり、ミサイルから発射したりできるほか、大砲や艦砲、ロケット発射装置から撃つことができる。

ロシアによるウクライナへの全面侵攻が始まって以降、ウクライナもロシアもクラスター弾を使用している。しかし、民間人に被害が及ぶ可能性があることから、クラスター弾の使用は物議を醸している。

米国は7月、ウクライナへのクラスター弾の供与を発表していた。

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