イラン「ヒジャブ法案」可決、女性の不適切な服装に禁錮10年も
「社会的影響力」をもつ人物が同法違反に問われて有罪になった場合も、禁錮刑に加えて資産総額の1~5%に相当する罰金を命じられる可能性がある。
規制対象はマネキンや玩具にも及び、わいせつ表現が禁止される。
この法案に対しては人権団体から非難の声が相次ぎ、国連の専門家は「ジェンダー・アパルトヘイト」と形容していた。
法案には人工知能(AI)を使って服装規定に違反した女性を洗い出す措置も盛り込まれている。
法案が成立するためには、イランの法制問題を監督する監督者評議会が承認する必要がある。