元妃セーラ・ファーガソンさん、皮膚がんの診断 乳がん手術時に採取の組織から
(CNN) 英チャールズ国王の弟アンドルー王子の元妃、セーラ・ファーガソンさん(64)が、皮膚がんの一種である悪性黒色腫(メラノーマ)の診断を受けたことが分かった。英PA通信が21日、報道担当者の話として伝えた。
PA通信によると、ファーガソンさんが昨年6月に初期の乳がんで手術を受けた際、皮膚科医の要請で切除されたいくつかのほくろ状組織のうち、一つががんの病変と判明した。
昨年の定期健診で乳がんが見つかり、全摘後の再建手術を進めるなかでの新たな診断だった。
報道担当者によると、本人は現在、自宅で家族に囲まれ、前向きに療養中だという。
メラノーマは悪性度が高く、転移しやすいがんとされている。白人で多く発症し、日焼けやそばかすがリスク要因に挙げられる。
報道担当者によると、ファーガソンさんは注意深い観察でがんを見つけた皮膚科医らに感謝し、ほくろの形や色、感触や新たな出現に注意することが重要だと呼び掛けている。