ユーロ2024会場付近でつるはし振り回した男、警官に撃たれ負傷 ドイツ
(CNN) サッカー欧州選手権(ユーロ2024)が開かれているドイツ・ハンブルクの会場付近で16日、つるはしと発火装置で警官を脅したとされる男が警察に撃たれて負傷した。
ハンブルク警察によると、容疑者の男は市内の観光名所ザンクトパウリで警官に脚を撃たれ、手当てを受けている。
事件はユーロ2024会場のファンゾーンから約700メートルの場所で、ポーランドとオランダの試合が始まる数時間前に発生した。警察は、試合とは無関係だったとしている。
現場近くではこの日、オランダ側のサポーターが参加して「ファンウォーク」のイベントが開かれていたが、事件が発生したのはこのイベントの終了後で、少数のサポーターのみが現場に残っていた。
警察は、テロとは無関係だったと見ていることを明らかにした。
ユーロ2024は14日に開幕し、世界中から大勢の観客がドイツに詰めかけている。
ロイター通信によると、フェーザー内相は13日、フーリガンに関係したイスラム過激派の攻撃や暴力に対して当局が警戒を強めていることを明らかにした。