キャサリン妃がウィンブルドン観戦 観客から総立ちの拍手
ロンドン(CNN) がん治療を公表している英王室のキャサリン皇太子妃が14日、テニスの世界大会ウィンブルドン選手権の男子シングルス決勝を観戦し、観客から総立ちの拍手が送られた。
キャサリン妃は長女シャーロット王女とともに会場を訪れた。女子テニスで活躍する英国のエマ・ラドゥカヌ選手らとあいさつを交わした後、貴賓席からカルロス・アルカラス選手(スペイン)とノバク・ジョコビッチ選手(セルビア)の対戦を見守った。
キャサリン妃はスポーツ好きで知られ、特にテニスの熱心なファン。2016年からウィンブルドン主催団体のパトロンを務めている。
エマ・ラドゥカヌら英国の選手とあいさつをかわすキャサリン妃とシャーロット王女/Aaron Chown/PA Wire
今年初めにがんの診断を受けてから公の場に姿を見せたのは、チャールズ国王の公式誕生日を祝った先月の行事「トゥルーピング・ザ・カラー」に続いて2回目。この行事に先立つ声明で、回復に向かってはいるが体調は「良い日もあれば悪い日もあり」「まだ困難を乗り越えたわけではない」と述べていた。
一方ウィリアム皇太子は14日、独ベルリンを訪れ、サッカーのスペイン代表とイングランド代表が対戦した欧州選手権の決勝を観戦した。