イスラエル国防相、イランへの報復は「全ての選択肢を検討」 米は核施設攻撃に反対

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イスラエルのネタニヤフ首相とガラント国防相(右)/Abir Sultan/Reuters

イスラエルのネタニヤフ首相とガラント国防相(右)/Abir Sultan/Reuters

(CNN) イスラエルのガラント国防相は7日までに、CNNの取材に答え、イランに対する報復攻撃を準備するなか、米国と緊密に協議を行っているものの、どのような報復を行うかについてはイランが独自に決断すると述べた。

米国はイランの核施設への攻撃については明確に反対の姿勢を示しているが、ガラント氏は、あらゆる選択肢が排除されていないとし、「全てが検討されている」と述べた。ガラント氏は9日に米国のオースティン国防長官と協議を行う見通し。

ガラント氏は「イスラエルは近い標的も遠くの標的も攻撃する能力がある。我々はそれを証明している。イランの攻撃には適切に対応する。我々は傍観しないし、国際社会も傍観すべきではない」と述べた。

ガラント氏は、イスラエルと米国との間の重要な仲介役となっており、オースティン長官やホワイトハウス高官と頻繁に協議を行っている。

ガラント氏は6日、米中央軍のクリラ司令官と会談し、イスラエルが計画しているイランへの報復攻撃について協議した。

ガラント氏は、レバノンのイスラム教シーア派組織ヒズボラに対するこれまでの軍事作戦について、成功したとの見方を示した。ガラント氏は、イスラエルがヒズボラの「能力の大部分を解体」しており、ヒズボラは現在、「指揮と統率の欠如」に直面していると指摘した。

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