北朝鮮、ICBM級ミサイルを発射 米大統領選迫る中

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
ICBM「火星17」の周囲を歩く北朝鮮の金正恩(キムジョンウン)総書記=2022年3月24日/Korean Central News Agency/AP

ICBM「火星17」の周囲を歩く北朝鮮の金正恩(キムジョンウン)総書記=2022年3月24日/Korean Central News Agency/AP

(CNN) 北朝鮮は31日午前、大陸間弾道ミサイル(ICBM)とみられるミサイルの発射試験を実施した。防衛省が明らかにした。北朝鮮のミサイルとしては過去最長の飛行時間だったとみられる。

発射は米大統領選まで間もないタイミングで実施された。これより前には韓国の諜報(ちょうほう)機関が北朝鮮政府について、米大統領選の前後にICBMを発射し、大気圏再突入の実験を行う計画を立てていると警告していた。

NHKが防衛省を引用して報じたところによれば、ミサイルは日本の排他的経済水域(EEZ)の外側に落下した。中谷元防衛相はミサイルの飛行時間を約1時間26分とした。

同相によると飛行時間は過去最長であり、最新のミサイルの可能性があるという。

米国家安全保障会議(NSC)は今回の打ち上げをICBMの発射試験だとし、「国連安保理決議に対する明白な違反」と非難した。

メールマガジン登録
見過ごしていた世界の動き一目でわかる

世界20億を超える人々にニュースを提供する米CNN。「CNN.co.jpメールマガジン」は、世界各地のCNN記者から届く記事を、日本語で毎日皆様にお届けします*。世界の最新情勢やトレンドを把握しておきたい人に有益なツールです。

*平日のみ、年末年始など一部期間除く。

「米大統領選2024」のニュース

Video

Photo

注目ニュース

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]