武装集団が軍施設を占拠、200人が人質に 南米ボリビア
(CNN) 南米ボリビアで、武装集団が中部コチャバンバ県にある軍隊の施設を占領し、要員200人余りを人質に取った。
ボリビア軍の1日の発表によれば、非正規の武装集団が軍要員を人質に取ったほか、武器や弾薬も奪ったという。外務省によれば、今回の事案によって、200人あまりの要員が人質となった。
アルセ大統領は武装集団について、モラレス元大統領と関係があると主張したが、証拠は示さなかった。
ボリビア軍は武装集団に対して、「即時かつ平和的」に兵舎から退去するよう求め、今回のような行動は国家に対する反逆とみなされると強調した。
ボリビアは来年に大統領選を控え、アルセ氏の支持派とモラレス氏の支持派との間で対立が深まっている。