スタバのインド第1号店がムンバイに、「紅茶王国」で挑戦

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ムンバイ(CNNMoney) 米コーヒーチェーン大手スターバックスがインドに初めて進出し、第1号店が21日までに西部ムンバイで開店した。同社の海外進出はこれで61カ国・地域目となった。

インドは中国と並び経済成長が著しい国だが、インドでの事業展開が遅れたことについてハワード・シュルツ最高経営責任者(CEO)は市場構造が非常に複雑であり、正しいパートナー企業の選択が必要だったと説明した。同社の中国進出は13年前となっている。

スターバックスがインドで提携企業として選んだのは有力財閥タタの傘下にある飲料販売・製造企業。

インドで人気の飲み物は紅茶だが、コーヒーの需要は増大しているとの見方もある。コンサルタント企業テクノパックによると、同国のコーヒー市場は今後5年で5億米ドル(約395億円)規模に成長する可能性がある。

国際コーヒー機関によると、平均的なインドの消費者の年間のコーヒー購入量は約85グラム以下。米国人の場合は約4キロとなっている。

インドにおけるスターバックスの事業の成否についてテクノパックは、コーヒーに対する関心よりも、清潔で安全な環境でリラックスや交流が出来る点がスターバックスの店の大きな魅力となるだろうと予想。仮に店でレモネードを売ったとしても、客は集まるだろうとも述べた。

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