富士重、米国で63万台をリコール ライトの不具合
ニューヨーク(CNNMoney) 富士重工業は、米国で販売した「フォレスター」などでライトに不具合が見つかったとして、63万台あまりをリコール(回収・無償修理)する。
リコールの対象となるのは、2009~2012年型「フォレスター」、2010~2011年型「レガシィ」と「アウトバック」、2006~2012年型「トライベッカ」など。
不具合が見つかったのは、これらの車種に搭載されている「パドルライト」だ。パドルライトはドアの下に付いており、夜の乗降時に足元を照らす。このパドルライトの中に道路用塩を含んだ水しぶきなどが入るとライトがショートし、熱でプラスチックなどが溶け、煙や炎が発生する恐れがあるという。
同社の広報担当によると、リコール対象の車のうち実際に修理が必要なのは約5万4000台だという。