最初に搭乗する「特権」販売、座席指定なしの米大手航空
(CNN) 米航空大手、サウスウエスト航空は24日までに、最初に搭乗出来る権利を40ドル(約3560円)で新たに売り出すと発表した。離陸前の45分の間に受け付ける。クレジットカードの支払いでも可能。
同社は現在、乗客に座席の割り当ては行っておらず、自由席となっている。ただ、優先搭乗の資格保有者、早朝便やビジネス料金の乗客には他の乗客の前に機内へ案内する優遇措置を与えている。これら乗客は好みの座席を獲得し、頭上の荷物収納室を最初に使える特権を得ていた。
最初の搭乗権を有料化したことについて航空業界サイトの責任者は、自社のイメージを損なわずに収益増を見込める新手などと説明。ただ、サウスウエスト航空の常連客などにはお金を払って搭乗を待つ列の先頭部分に立てることが不評を買う可能性があるとも指摘した。
サウスウエスト航空の完全子会社のエアトラン航空はこの制度を導入しない。