ダウ、S&P500種が最高値 FRBの量的緩和維持を好感
ニューヨーク(CNNMoney) 米株式市場は18日、米連邦準備制度理事会(FRB)が市場の予想に反して国債などの買い入れペースを緩めないと表明したことを好感して、ダウとS&P総合500種が過去最高値を更新した。
S&P総合500種は直後に最高値を記録し、終値は前日より20.76ポイント高い1725.52となった。ダウ工業株平均も続伸し、前日比147.21ドル高の1万5676.94ドルでひけた。ナスダック総合指数もFRBの発表を受けて上昇し、3指標とも1%以上上げてこの日の取引を終えた。
FRBのバーナンキ議長は同日の記者会見で、量的緩和政策を当面の間維持すると発表した。ただ、いずれは縮小する意向だ。