イケア博物館、2015年にオープン スウェーデン
(CNN) スウェーデンの家具大手イケアは2015年、同国のエルムフルトに博物館を開設する。安くておいしいミートボールの秘密や、本棚に「ビリー」という名が付いている理由が解き明かされるかもしれない。
イケア博物館は、創業者のイングバル・カンプラード氏が1958年に1号店を出店した地に来年秋に開設予定。1号店の移転に伴って空いた7000平方メートルの敷地を利用する。
エルムフルトは1号店にちなんで「イケアタウン」と呼ばれ、今でも同社の関連施設が多数ある。
カンプラード氏がイケアを登記したのは17歳だった1943年。ストッキングやライターなど幅広い商品の販売を手掛けた後、エルムフルトに初の店舗と家具のショールームを構えた。
同地にあるイケアの文化センターには、同社の歴史を紹介する展示コーナーも設けられている。しかし新設の博物館にはさらに多くの観光客を呼び込みたい考え。ミュージアムショップや飲食コーナーも併設し、年間20万人の来館を見込んでいる。