中国企業、3社がトップ10入り 世界企業番付
(CNN) 米経済誌フォーチュンがまとめた世界大手企業500社のランキングで、米小売り大手ウォルマート・ストアーズが英蘭系石油大手のロイヤル・ダッチ・シェルから2年ぶりに首位の座を奪還した。上位10社のうち3社は中国企業が占め、米国企業の2社を上回った。
フォーチュンは売上高をもとにランキングを発表している。ウォルマートの売上高は前年比1.5%増の4760億ドル(約48兆円)だった。日本からはトヨタ自動車が9位に入った。
上位500社を国別にみると、米国企業が128社と「今のところ」(フォーチュン誌)最多を保っている。しかし前年に比べると4社減り、代わって中国企業が95社に増えた。
新たにフォーチュン500社入りした23社のうち、中国企業は7社を占めている。
最高経営責任者(CEO)の性別でみると、女性がCEOを務める企業は500社中、17社のみ。それでも前年の12人より増えた。
上位10社のランキングは以下の通り。
1.ウォルマート・ストアーズ(米国)
2.ロイヤル・ダッチ・シェル(オランダ)
3.中国石油化工集団(中国)
4.中国石油天然ガス(中国)
5.エクソンモービル(米国)
6.BP(英国)
7.国家電網(中国)
8.フォルクスワーゲン(ドイツ)
9.トヨタ自動車(日本)
10.グレンコア(スイス)