米求人件数、過去15年で最高を記録

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
米求人件数が過去15年間で最高に=CNNMoney提供

米求人件数が過去15年間で最高に=CNNMoney提供

ニューヨーク(CNNMoney) 米労働統計局がまとめた4月の米求人件数は約540万件と市場予想を上回り、月ごとの統計が開始された2000年12月以降で最高を記録したことが分かった。

米景気は冬の間いったん減速したものの、全体として回復基調にあることを裏付ける結果となった。

過去1年間の求人件数は医療、サービス業、社会福祉の分野で最も多く、4月も同様の傾向がみられた。中でも医療分野の求人が増加した。

一方、昨年から今年初めに原油などの価格が大幅に下落した影響で、鉱業や林業は不調が続いた。

求人は全米各地で増加し、特に西部が最大の伸びを示した。

米失業率は現在5.5%と、昨年の6.3%から大幅に改善している。

自己都合での退職者数は昨年12月以降、約270万人の水準を維持している。これは、現状より高収入の職などがすぐに見つかるとの楽観的な見通しを持つ人が多いことを示している。

メールマガジン登録
見過ごしていた世界の動き一目でわかる

世界20億を超える人々にニュースを提供する米CNN。「CNN.co.jpメールマガジン」は、世界各地のCNN記者から届く記事を、日本語で毎日皆様にお届けします*。世界の最新情勢やトレンドを把握しておきたい人に有益なツールです。

*平日のみ、年末年始など一部期間除く。

「Business」のニュース

Video

Photo

注目ニュース

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]