アングリーバードのロビオ、社員の4割削減へ 経営資源集中
ニューヨーク(CNNMoney) 人気ゲームアプリ「アングリーバード」の開発元ロビオ(フィンランド)は27日までに、従業員を最大で約260人削減すると発表した。全従業員の39%にあたるという。
ロビオは事業を縮小し、少数の製品に経営資源を集中するという。同社が大規模な人員削減を行うのはこの1年で2回目。
この数年、ロビオはアングリーバードのヒットをてこに事業拡大を図ってきた。アングリーバードのテーマパークをはじめ、子ども向けのeラーニング事業や、本、テレビアニメなどを展開している。
ペッカ・ランタラ最高経営責任者(CEO)は声明で、「現在の財務状況のなかで、最も得意とする分野に注力すべきだ」と述べた。
ランタラCEOによれば、来年公開予定のアングリーバードの映画を担当している従業員は対象になっていないという。